にゃあたんのお葬式


昨日は午後に今までにゃあこをノラ時代にかわいがってくださっていた方が一人にゃあこに会いに来て下さり、猫の便せんに書かれたにゃあこへのお手紙、お花と、カンパをいただきました。また、同じマンションの方がお手紙とカンパをいただき、お仕事の前にもにゃあこに一目会いに来て下さったかたもいらっしゃいました。

私のほうは割と一日ゆっくりと過ごせました。お葬式の前の1時間ほどはにゃあこがあっちに行っても寂しくないように、にゃあこに手をのせて横で眠り、葬儀屋さんがいらっしゃる直前に、しっかりとなでながら10分ほどお話をして、これから出発だけど、あっちで寂しがらないでたくさんお友達作ってね、私もさびしくないように頑張るからね、と伝えました。にゃあこのふわふわを触ってると、癒されながらも、悲しみも込み上げてきます。

お葬式は、とてもいいものとなりました。
立派な祭壇を作っていただき、好きだったかつおと、お水を捧げました。

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にゃあこのために、約10人の方が集まりました。駐車場でよく餌をあげるときに会いましたね、とあいさつしてらっしゃる方もいました。皆でにゃあこの思い出話をたっぷりと語りました。通り過ぎる時に素通りしようとすると呼び止められたね、とか前の日はオニグンソーさんのところに行って雨宿りしてたね、とか、駐車場にいくら車が来ても、絶対ぎりぎりまでどかないんだよね、などと話していました。たとえば一度、オニグンソーさんのところに、「すみません、猫がけがしてるみたいです」と誰かが入ってきて、見に行くと、ただいつものようににゃあこがどんと座っていただけで、オニさんは「あぁ、座ってるだけだから動かして大丈夫ですよ」と言ったそうです。にゃあこは駐車場のオーナーかのように、いつもそこにどしっと座っていました。たまに、道路の真ん中にもいました。また、基本的に若い女の子がすごい好きなんだよね、などとも話しました。

葬儀屋さんは、「家族が集まるのは分かるけど、猫のために知らない人同士がたくさん集まるお葬式は見たことないですね」と言ってました。にゃあこ、3人の方からご霊前まで頂いていました。

みなさんでにゃあこにご焼香をして頂き、各自お別れのあいさつをしてもらいました。

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そのあと、棺を持って、にゃあこのいた駐車場へ移動です。

駐車場に車がちゃんと止められてよかったなぁ、と思います。実際、一台しか空きがなかった場所に止めてもらっていました。到着時満車だったらそこでできなかったわけですからね。
神様がちゃんと場所を確保しておいてくれたんでしょう。

車の中での火葬ができるようになっているので、まず、にゃあこを棺から出し、バスタオルを敷いた炉の中に移動させました。最後のだっこです。不思議ですが、にゃあこの頭は、きちんと、いつも頭を乗せ、ぎゅーっと押しつけるのが好きだった私の肘のくぼみのところに乗りました。そこで皆でお花を捧げ、最期のお別れのあいさつです。お花にたくさん包まれての出発となりました。そんなにゃあこは、とても綺麗でした。

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車が出発して、2時間ほど自宅で待ちました。そしてお骨が戻ってきました。
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新たにご近所の女性とオニグンソーさんもお骨拾いに加わってくださり、皆で骨壷に入れました。
骨は天国への階段が登りづらくないように、分骨しないで、きちんと全部入れてあげるんだよ、と私の大切な人が言っていたので、下から丁寧に順番に入れました。葬儀屋さんがカプセルを提供してくださったので、そこには布の下からはみでていたにゃあこの一本の歯と、爪を1本 - これならいいかな?と思い、入れさせてもらいました。

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しっかりと形の残った骨ばかりで、どれも綺麗な形をしていました。これが、15年もにゃあこを支えてきた、立派な骨なんだなぁ、と思いました。
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最後、骨壷に頭蓋骨が入り、ふたをし、きゅっ、と袋が絞られた時、すごく安堵をおぼえました。きちんと、私の家の名前の横に、「にゃあこちゃん之霊」と書かれています。私は未亡人?などと私は笑いました。
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残っていた皆で飲んだり食べたりしながら、楽しくにゃあこ話をしました。

★★★★

今、写真の横にあるお骨を見て、安心しています。朝起きても、今朝は泣かずにいられました。それでも、おはようにゃあこ、と言えました。

にゃあこに触れられなくなるのは、不思議な感覚です。また、猫グッズが減った家の中が今はがらんとしています。でも、にゃあたんは、今、別の場所で相変わらずにらみを利かせながら、だみ声で鳴いていることでしょう。天国のやさしい誰かの膝に、ゆったりと座っているかもしれません。そして、新たな人生を歩み始めていることでしょう。

皆さまから素敵なメールや、コメントを頂くことで、私はだいぶと救われました。
こんなにも愛されていたにゃあこを預からせて頂いたことで、私もたくさんの方の愛と優しさを教わりました。
一匹の猫のために、地域が動いて下さっているのは、奇跡のようなことだと思います。
それだけ、にゃあこは個性豊かで、笑えて、愉快で、しかしカッコイイ、ハンサムな猫でした。
皆口をそろえて、「あんな猫、絶対ほかにいないね」と言います。
私は素晴らしい体験を、にゃあこにさせてもらっていると思います。

★★★★

以前撮った、私とにゃあこのショットです。
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頂いたカンパ・ご霊前は、支払いの終えていない治療費・入院費にあてさせて頂きます。また、一部を昨日のお葬式のお花代に当てさせて頂きました。お葬式代は、私が負担させて頂きました。

今後は、たくさんあるにゃあこの動画や写真などをアップしていきます。それを見て、みなさんもにっこり笑ってください。

また、私も日常でにゃあこを感じた時などに何か書くと思います。落ち着いたら、コメントへの返事も書かせて頂きますね。皆さまもどうぞ今後も書き込みしてください。

「わかったかね?」とにゃあこは言ってますよ。
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by kichijojiidol | 2009-06-06 09:28

吉祥寺の駐車場に10年住み、目つきの悪さ・甘えんぼで有名な野良猫が、怪我をしてから、我が家で7ヵ月暮らしました。その生活の記録と、2代目野良ネコ、レオの日常のブログ。にゃあこの記事は10/2008~06/2009.


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